◆ブーイングすらも自分の力に変える!
4月26日、敵地で行われたブルージェイズとの3連戦初日に「2番DH」で大谷選手が打席に入ると、敵地のファンからは盛大なブーイングが巻き起こりました。
大ブーイングを浴びながらも、大谷選手は第一打席で7号先制ホームランを放ちます。
ダイヤモンドを一周して本塁に戻る間も敵地ファンからのブーイングは鳴りやみませんでしたが、いきなりの一撃に敵も味方も騒然。
ドジャーズの控え席の選手まで大谷選手に「ブ〜」と言って笑いを誘うなど、スタジアム全体が異様な盛り上がりを見せました。
ブルージェイズの地元カナダ放送局『スポーツネット』のフリーランス編集者、デービッド・モラスッティ氏は、一塁側スタンドから収めた動画をXに公開。
文面をこのように投稿し、白旗を揚げます。
「ショウヘイ・オオタニへのブーイングに続いてショウヘイ・オオタニの本塁打。正直、こ
れ以上のシナリオはない」
敵地ファンも茫然といった様子で、このようなコメントを寄せています。
「思いっきり顔を覆ってしまったよ」
「これがトロント。負け組の街」
「ブーイングはロクな結果にならない」
「一日の終わりに彼らはオオタニの本塁打で元気になった。彼らこそ野球ファンなんだよ」
「ついでに恐ろしくなったよ」
3連戦では計14打数2安打に終わりましたが、初打席での本塁打と、菊池選手から放った“自己最速打”はブルージェイズファンに大きなインパクトを与えました。
米スポーツ紙記者は、ブーイングの意味をこのように説明しています。
「ブルージェイズは2023年、大谷のFA移籍先の球団として最終候補に残っていました。ドジャースとの契約発表直前、“大谷がトロント行きの飛行機に乗った”と米メディアが報じるなど現地での期待が高まるなか、大谷のドジャース入りが発表されたという経緯があります。ブルージェイズファンは来てくれると信じていた大谷に“裏切られた”という思いがいまだにあるのでしょう」
試合後、会見に応じたドジャースのロバーツ監督は、本塁打直後のベンチの様子をこのように明かしました。
「驚いた。あれだけのブーイングの中で最初の打席でホームランを打って、ドジャースファンにとっては、これ以上ないくらいの結果になった」
「本塁打後、ダグアウトの選手たちも彼に『ブ~』と言っていたよ(笑)。それはとても面白かった」
大谷選手はこの日の本塁打で、日本生まれのドジャース選手としては、ロバーツ監督と並んで最多タイとなったことについて笑い満載のやりとりを明かしました。
「私はブーイングを浴びせなかったが、彼は私の顔を見て、『これでタイに並びました』と言ってきたよ」
そして、7億ドル(約1108億円)契約の宿命とも言える大ブーイングが、3日間で徐々に変わってきたようにも見えます。
最終日にも、ブーイングは浴びせられましたが、拍手や口笛を吹くブルージェイズファンの姿もあるなど、トロントの空気も変わってきました。
トロント在住で観戦に訪れていたブルージェイズファンの3人組が、大谷選手へのブーイングについて正直な気持ちを明かしています。
コンラッド・ブリンクさんは熱い気持ちをこのように語りました。
「おそらく、彼がとても素晴らしい選手だから(敵選手として)ファンはそうしているのだと思う。憎たらしいとか、そういうのではないよ。もちろん皆が彼に来て欲しいとは思っていたと思う。突然、うわさが広がって(日本食の)レストランを予約したとか、彼が来るかもしれないってね。獲得できなくて残念だけど、彼はスター選手だから、僕らは見に来ているんだ」
大谷選手が初戦の第1打席で本塁打を放ったことについては、このような温かい言葉をかけていました。
「僕はジェイズのファンだからね。正直、ジェイズに勝ってほしいけど、彼のホームランを見られたのはクールなこと。僕らはスター選手のパフォーマンスを見るためにここに来たんだから」
サム・ミルズさんはこのように話しています。
「ブーイングを聞くのは嫌だった。僕らは大谷が大好きだからね」
マット・エバンズさんはこのように期待を寄せていました。
「彼がまた、ここでピッチングする姿が見たいね」
このようにブルージェイズのファンの中には大谷選手の本塁打を見ることができて喜んでいる人も見受けられます。
わずか2安打に終わりましたが、3日間でトロントの空気を変えたのは間違いありません。
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