アメリカが発表した北京冬季オリンピックへの「外交的ボイコット」。日本の対応が注目されるなか、オーストラリア政府が政府関係者の派遣を見送ると発表し、中国が反発しています。

 これは“サプライズ”ではないと話します。

 オーストラリア・モリソン首相:「中国での冬季オリンピックにオーストラリアが政府関係者を送らないことは、驚くことではありません」

 6日にアメリカが表明した、北京オリンピック・パラリンピックに政府関係者などを派遣しない外交的ボイコット。

 7日までにアメリカとリトアニアが表明し、ニュージーランドは新型コロナウイルスの拡大を理由に大臣の派遣を中止しています。ここにオーストラリアが加わりました。

 オーストラリア・モリソン首相:「新疆ウイグル自治区での人権侵害の問題など、オーストラリアが一貫して提起してきた問題があります。しかし、中国政府はこれらの問題について話し合うことを受け入れません」

 代表選手団は派遣するとしていますが、中国の人権弾圧などを理由に事実上の外交的ボイコットを発表しました。

 両国の関係を巡っては、オーストラリア政府が去年、新型コロナの発生源を解明するために独立した調査を求めたのに対し、中国が強く反発。オーストラリアに対して高い関税を課すなど、関係が冷え込んでいました。

 オーストラリア政府の「外交的ボイコット」に対し、中国の外務省は会見で、こう批判しました。

 中国外務省・汪副報道局長:「オーストラリアの政治家が私利私欲から政治的なパフォーマンスをすることについて、北京オリンピック開催の成功に何の影響もありません。指摘しておきたいのは、オーストラリア政府高官のオリンピック派遣と新疆ウイグル自治区の人権問題を結び付けることは、まさに言いがかりと言わざるを得ません」

 一方、中国国内ではどのように報道されているのでしょうか。

 テレビ朝日中国総局長・千々岩森生記者:「今回のボイコットのニュースですが、まさにオリンピックを開催する北京で一番読まれている新聞の8日の一面、どこにも載っていません。各国がトップ級で伝えるなか、中国メディアの報道ぶりは非常に抑えたものとなっています。

 開幕まで2カ月を切った北京オリンピック。日本政府の対応は・・・。

 松野官房長官:「現時点では何ら決まっていません」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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