MLBファンにとって最高のシナリオが実現しました。
昨季のワールドシリーズ以来となるヤンキースとドジャースの対戦が始まると、
初回からまさに野球界最高峰の対決が展開されたのです。
この対戦は単なるレギュラーシーズンの一戦ではありません。
AppleTV、FOXスポーツ、ESPNと3試合全てが全米中継される
特別な対戦として位置づけられており、
試合前には中継局のブースがファウルゾーンに設置されるなど、
その注目度の高さを物語っていました。
試合開始早々、観客席の大ブーイングの中でバッターボックスに入った
ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手。
初回1死、走者なしの場面で、ドジャース先発のトニー・ゴンソリン投手と対戦しました。
カウント1-1からの89.7マイル(約144.3キロ)のフォーシームを完璧に捉えると、
打球はセンター方向へ一直線。現地実況は興奮した声で叫びました。
「センター方向へのフライ、はるか彼方へ。これは戻ってこない。
アーロン・ジャッジ、ワールドシリーズ再戦の初打席でいきなりホームラン!」
その飛距離は446フィート(約135.9メートル)という特大弾でした。
米紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は驚きを込めて報じています。
「ジャッジは446フィートかっ飛ばし、ドジャースの外野手は動くことすらできなかった」
さらに現地実況は、ジャッジの活躍を表現する際によく使われるフレーズを叫びました。
「Mama, there goes that man(ママ、あの人が通るよ)!」
これは選手が素晴らしいプレーをした時に使われる表現で、
まさにジャッジの”スターぶり”を象徴する一発となったのです。
この本塁打により、ジャッジは今季19号到達。
マリナーズのローリー選手と並んでア・リーグトップタイに浮上しました。
昨季のレギュラーシーズンでドジャース戦では
11打数7安打、打率.636、3本塁打、5打点と大暴れしていたジャッジ。
今季も敵地での初打席から、その実力を見せつけました。
ジャッジが先制弾を放ったその直後、
ドジャースファンが期待を込めて見守る中、大谷翔平選手の第1打席が始まりました。
相手は今季7勝0敗、両リーグトップの防御率1.29を誇る左腕フリード投手。
大谷選手は昨季この投手と2度対戦し、
5打数3安打、1本塁打3打点と好相性を誇っていました。
そして驚愕の瞬間が訪れます。
フリードの初球93.7マイル(約150.8キロ)のシンカーを大谷選手が強振すると、
打球は左中間席へ一直線。
打球速度105.5マイル(約169.7キロ)、打球角度31度、
飛距離417フィート(約127.1メートル)の同点ソロホームランとなりました。
これで大谷選手の今季本塁打数は両リーグ最多の21号に到達。
ジャッジに2本差をつける結果となったのです。
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