問題は、空調ではなかった。
否定され、無視され、説明されない――
その積み重ねが、組織への信頼を静かに壊していった。

現場の声を「存在しないもの」と扱う姿勢。
勝利よりも保身を優先するフロント。
それを見抜いた選手たちは、
技術ではなく“環境”を理由に、この場所を避け始める。

一人の象徴が去ったあと、
覆い隠されていた歪みは一気に表に出た。
これは不調の物語ではない。
信頼を失った組織が、
どのように崩れていくのかを示す記録である。

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