派手な言葉はなかった。
だが、その一言が、チームの重心を定めた。

「背中の名前より、胸のチーム名が重い」――
大谷翔平が静かに語った信念は、
ドジャースという球団が勝ち続ける理由そのものだった。

入団初日、無人の球場で交わされたフリーマンとの誓い。
数字でも契約でもない、
“心で戦う”という共通言語が、
このチームを一つに束ねていく。

これは美談ではない。
スターが文化に溶け込み、
文化そのものを体現し始めた瞬間の記録である。

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