大谷翔平
試合中にフォームを修正した
驚きの方法とは?
プロ2年目のシーズンである2014年の8月26日。初の10勝目に王手をかけた試合でのこと。大谷翔平は制球が定まらず、2回までに50球を費やす乱調でした。ところが、3回からは人が変わったように制球が定まり、圧巻のピッチングを展開。プロ2年目にして2ケタ勝利を挙げました。さて、ここでクエスチョン!
Q 2回まではなかなかストライクが入らず、乱調だった大谷が、3回から別人のように素晴らしいピッチングを展開できた理由は、何だったでしょう?
ヒント 大谷ならではの修正方法でした
答え 相手の先発ピッチャーのフォームを真似した。
なんと大谷は、試合中に相手(福岡ソフトバンクホークス)の先発ピッチャー、ジェイソン・スタンリッジ選手のフォームを見て、「足の上げ方とか、セットの形とかのイメージ」を真似して立ち直ったというのです。なんという修正力でしょうか。
実は、この「一流選手の真似」は、子ども時代から培われたものでした。リトルリーグ時代、大谷は自宅の窓ガラスに映る自分の姿を見ながら、松坂大輔やダルビッシュ有などのフォームを真似していたのです。
そもそも大谷が、プロ入り2年目のこの年から、ランナーがいないときでもセットポジションで投げるようになった(ランナーがいないときは、盗塁の心配がないので、ピッチャーは大きく振りかぶってワインドアップモーションで投げるのが一般的)のは、部屋にいるとき、スマホでダルビッシュの動画を見ていて、「ふと、ひらめいて真似してみた」のがきっかけ。
真似から入って、自分に合うように修正して、この年の2ケタ勝利(最終的には11勝)につなげました。

NIHON2020.COM