■ニュースの概要■  2021年7月29日、朝鮮日報が、東京オリンピックにおいて韓国発祥のスポーツ、テコンドーが全階級で金メダル・ゼロの不本意な結果に終わったことを受け、日本の柔道をベンチマークすべきだと指摘していることが分かった。テコンドーが正式種目となった2000年のシドニー五輪では、韓国選手は金メダルを3個獲得したが、2012年ロンドン五輪では金1個、2016年リオデジャネオロ五輪では金2個に終わり、ついに東京五輪では金メダルを獲得できなかった。朝鮮日報はこの極めて不本意な結果に終わった原因を分析した。まず1つ目は、テコンドーがグローバル化したためだという。東京五輪では金メダル8個を7カ国で分け合い、金・銀・銅メダルは21カ国で分け合った。つまり、韓国発祥のマイナー・スポーツであるうちは韓国にメダル獲得のチャンスは多かったが、61の国・団体が参加した東京五輪ではチャンスが激減したというのだ。2つ目は、韓国のテコンドー代表選手らの戦術・戦力が研究されていたため、他国の選手にやすやすと攻略されてしまったからだという。3つ目は、韓国の選手たちは距離を取ってこそ実力が発揮できるが、接近戦に持ち込まれたため実力を発揮できなかったことが原因だと指摘した。だが、これらの分析は言い訳にしか聞こえない。結局、個々の選手の実力が低かったのが最大の原因と考えられるだろう。一方、朝鮮日報は、日本の柔道が既に10階級で6個の金メダルを獲得していることについても分析している。それによると、日本の柔道は、テコンドーより遥かに早く、そしてより広くグローバル化されているという。そして日本の柔道代表選手らに対する海外選手団の研究は、より高度により徹底して行われている。しかしながら、それでも日本柔道は世界最強のレベルを維持し続けることが出来ている。この原因は、1軍から4軍まである日本選手団の層の厚さだと分析した。また全日本柔道連盟は、世界大会における個々の選手の出場機会を極力少なくして露出を避け、研究材料を与えないようにしているとも分析した。結局、朝鮮日報は、韓国テコンドーを強くするためには、日本柔道をベンチマークする必要があると説く。韓国・慶一(キョンイル)大学のソン・テジン・テコンドーチーム監督は「韓国のテコンドーも選手層は厚いが、日本柔道の方式を見習い、使える部分を借用しても良さそうだ」と語った。
引用・参考:https://www.chosun.com/sports/tokyo-2020/2021/07/29/GTW6SHWL3ZDARLELE3NMFT7YVM/
https://www.chosun.com/sports/tokyo-2020/2021/07/28/XI2JE77I4VGTFIEBEFDWMRGPRQ/
https://www.hani.co.kr/arti/sports/sportstemp/1005623.html

■ニュースを深堀り■  一方、韓国国内では、テコンドーの試合はつまらない、オリンピックの正式種目から陥落するのではないか、という話題が議論されているという。東京五輪のテコンドー競技においても、センサー内蔵の電子防具を着用した「センサー採点方式」が採用された。センサー採点方式の導入は、審判のジャッジの正確性を飛躍的に向上させた一方、試合における戦い方に大きな変化をもたらしたという。センサーでは打撃の強弱に関わらず、接触するだけでポイントとなるため、たとえ態勢の崩れた蹴りでも当てるだけでよくなる。また身長が高く、脚の長い選手が有利となる。結局、テコンドーはもともと日本の空手を模倣して、格闘技として始まったが、現在は極度にスポーツ化して、ダイナミックな試合を見ることはできなくなってしまった。東京オリンピックのテコンドー競技を中継観戦した韓国ネット市民からは「見ていて非常に退屈だった」「まるで足でするフェンシングだね」「綱引きがオリンピック種目になる方が遥かにましだろう」「これだから、正式種目・脱落候補1位と言われるんだね」など、酷評する声が相次いだ。なお、米国ニューヨーク・タイムズによると、テコンドーはメダル獲得機会の少ない国にとって希望の競技になったという。発祥国の韓国が実力不足なため、少し練習すればメダルを獲得するチャンスにあずかれるかも知れないという指摘だ。韓国のテコンドーは、オリンピック種目でありながら、マイナー競技でもあると言えよう。

今回のテーマは「韓国テコンドーは、なぜ金メダルがゼロだったのか?日本の柔道をベンチマークしよう!」でした。こうした報道が大手ポータルサイト・ネイバーに掲載されると、韓国国民から以下のような反応が見られました。「韓国の選手が出ているとチャンネルを回す手を止めて見てしまいますが、テコンドーは本当に何のためにあるのか、とても面白くなくて退屈です」「テコンドーは足で撫でるスポーツになりましたね」「足フェンシングなどと呼んでは、フェンシングに対して失礼です。フェンシングの試合は、すごく迫力があって、スリルに溢れています」「しょせん空手の真似ごとから始まって、劣化させたね」なお、韓国の選手らは敗戦の原因を「センサーが故障していた」「判定ミスだった」として、不平・不満を訴えることが多いようです。もし、日本の柔道をベンチマークしたいのであれば、日本の武道精神、マナーの方から、まずしっかりと学んでほしいと思います。以上、甘井香織がナビゲートいたしました。みなさんは、どう感じられましたか?
引用・参考:https://www.hankookilbo.com/News/Read/A2021072814080005496
https://www3.nhk.or.jp/sports/story/529/
https://www.chosun.com/international/international_general/2021/07/26/KA56H26SZNGKBFEWJJMKOIJ3E4/
https://news.naver.com/main/read.naver?m_view=1&includeAllCount=true&mode=LSD&mid=shm&sid1=001&oid=469&aid=0000620491

■使用楽曲提供:
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「ミュージックノート」様 http://www.music-note.jp/bgm/

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