2回目の右ひじ手術も無事に終了し、2023年シーズンを終えた大谷選手。
チームが低迷する中、打者としてはリーグのホームランランキングを独走し、投手としても10勝をマークし2年連続2桁勝利を達成しました。

そんな歴史的なシーズンでしたが、シーズン最終盤には脇腹痛と右ひじ痛に悩まされ試合に欠場する日々が続きました。チームも低迷していたこともあり無理をさせないチームの起用方針もあったのかもしれません。そんな中、大谷選手はプレーを続ける意思を示していたといいます。

8試合連続の欠場となった9月11日の敵地で行われたマリナーズ戦で解説を務めた元ロッテ監督のボビー・バレンタイン氏は、司会者から「なぜ彼(大谷)はプレーすることを望んでいるのでしょうか?」と尋ねられると、このように答えました。

「(普通の選手とは)違うメンタリティを持っているのです」

そして、このように力説しました。

「記録やホームランのためではなく、“プレーすること”が彼の仕事なのです。プレーをするからこそ給料が支払われていると考え、健康な状態ならば『契約を全うしたい』と思っています。多くの人にとって変に感じるかもしれませんが、彼はそういう思考の持ち主なのです」

チームはプレーオフ出場が絶望的で、オフにはFAが控える状況。
それだけに「なぜ大谷は治療に専念しないのか」と疑問に感じる人も多いですが、それだけ野球をすることが好きであり、責任感が強いということではないでしょうか。
その話を聞いた司会のオニール氏はこのようにコメントしました。

「彼の人柄を表していますね。明日には戻ってくることを期待しています」

多くのファンも同じように、万全に近い状態で大谷選手がグラウンドに姿を見せることを望んでいます。
今シーズンの8月にメッツから移籍してきた中継ぎ右腕ドミニク・リオン選手は大谷選手についてこのように語っています。

「本塁打を打つにしろ、マウンドから投げるにしろ、本当に素晴らしかった。見ていて本当に驚くしかなかった」

さらに、右ひじ靱帯を損傷し、右脇腹を痛めた後もプレー復帰を目指す精神力は、脱帽ものだとコメントしています。

「精神的にもタフな選手だ。試合に対する献身性を示していることが分かるし、どれだけ試合に出たいかも伝わってくる。僕ら選手全員がそういったショウヘイの献身性を持つべきだよ」

リオン選手はエンゼルス在籍期間がわずか1ヶ月でしたが、そんな短い期間でも大谷選手の凄さについて「クレイジーだね」と語ったように、チームメイトへの影響力は大きいようです。

今オフにMVPやサイ・ヤング賞など各賞に投票する可能性のある米記者たちも同じ考えのようです。MLB公式サイトのエンゼルス番レット・ボリンジャー記者は大谷選手の怪我についてこのように語っています。

「肘を怪我した時、手術して来年に備えるべきだと思った。プレーしなくてもMVPを獲得できるから」

大谷選手のMVP受賞を確信した中で、プレーする意志を見せ続けていたことは驚きでしかなかったといいます。

「それでもプレーすることを望み、肘の怪我は打撃に全く影響がないと考えている。成績を上げて、チームの勝利に貢献したいと考えているはずだ。プレーを望んでいることはクレイジーなことだけど、好きなこと、やりたいことを最後までやり遂げることは難しいことだ。本当に野球を愛している」

ということで、今回の動画では大谷選手の責任感について現地メディアやファンが驚愕したエピソードを紹介します。
自身の怪我が発覚した後も可能な限りプレーを望んでいたことからもわかるように、その責任感・使命感は非常に強いものがありました。大谷ファンの皆様の心を揺さぶるものがありますので、ぜひ最後までご覧ください!

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