安否を巡って議論となっている中国のテニス選手のテレビ報道が中国国内で突如、打ち切られる事態となっています。北京オリンピック開幕まであと2カ月と迫るなか、中国の思惑は。
CNNの放送画面、右下のワイプにはカラーバーが・・・。
MC:「今、突然カラーバーになりましたよね。何が起きてるんですか?」
台湾にいる特派員の生中継で、アメリカ本国からキャスターが尋ねます。ワイプの中身は中国国内で放送されているCNNの放送画面で、本来なら、この中継映像が流れているはず。ところが、心配されている女子テニス選手の話題になった途端・・・。
特派員:「リアルタイムで検閲している何よりの証拠です。大勢の検閲係がにらみを利かせていて、この話が始まったらボタンを押すんです」
リアルタイムで番組をチェックし、不都合な内容は即座に遮断する・・・。先日もテレビ朝日の中国総局でCNNの画面が突然、カラーバーになりました。
問題は、なぜ中国当局がここまで神経質になるのかという点。そして・・・。
国内向けには情報を遮断する一方、国際社会に向けては彼女の安全アピールに躍起になっている、その本当の理由は・・・。
そんな中国政府のやり方、さらにはIOC(国際オリンピック委員会)の対応にも国際社会の不信感は増幅しています。
中国側が彼女の無事を声高に喧伝すればするほどに、国際社会の不信感は増幅するという皮肉な構図。
国際的なアスリートらによる団体「グローバル・アスリート」は・・・。
グローバル・アスリート:「IOCが電話会談をしたからといって、彼女の安全や幸福が確認できたことにはならない。IOCは虐待的な権威主義体制と一体となり、人権を無視している」
と、IOCを痛烈に非難。
中国政府とIOCの共通の利益があるとしたら、それは何でしょう。
アメリカのニューヨーク・タイムズは、社説で「中国にはオリンピックを開催する適性があるのか。根本的に疑問だ」と非難しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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