さらに同氏は11年に優勝したときと同じ状況を現チームに感じている。「自分たちの時は一試合一試合を通じて一つのチームになっていったし、そういうのは見えているような気がする」。試合ごとにたくましさを増すなでしこジャパンが4強入りすれば、東京五輪のリベンジとなり、確かな成長を証明することにもなる。次なる戦いがますます楽しみになってきた。
なでしこジャパンは、オーストラリア・ニュージーランド共催の女子W杯準々決勝(11日、ニュージーランド・オークランド)でスウェーデンと激突する。3戦全勝で1次リーグを突破し、5日の決勝トーナメント(T)1回戦でノルウェーに3―1で快勝。準決勝進出をかけた一戦を前に、2011年ドイツ女子W杯優勝メンバーの大野忍氏(39=スペランツァ大阪コーチ)が勝利へのポイントに迫った。
大野氏は、米国を破って準々決勝に進んできた過程を警戒する。「自分たちの時に(8チームの決勝T1回戦で優勝候補の)ドイツに勝った時、いけるような気がしたので、米国に勝ったスウェーデンもそのようなことを感じていると思う。実力もあるし、その勢いに持っていかれないようにしないといけない」。勢いづいているチームを、さらに調子に乗らせては勝利は遠くなる。

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